2010年は今まで大地震が少ないと言われていた沖縄に大きな地震が頻発。加えて宮古島周辺にはM7.2以上(震度6強)の地震が起こりうる断層が見つかったなどと言われています。
なので沖縄の建物はもともとそんな地震が少ないという過去の過信のまま作られたものが多く、今後の大きな地震に対する心配もつきません。現に、同じ震度4でも本土に居たときと沖縄時では揺れ方が明らかに沖縄の方が大きく感じます。強度の問題なのか、はたまた設計者の問題なのかはわかりませんが、明らかにそのような感じがしています。
個人的には沖縄であっても住まい探しの際はこの「地震」のことは常に考えてしまっていますが、それは間違いではなかったのかもしれません。
そんな地震に対して強い建物を見つける指標。まずは「築年数・築年月」です。
確かに新しければ新しいほど良いようなイメージがありますが、実際のところ建築基準法はそんなに大きく変化していないので、築10年でも20年でもさほど変わりません。しかしとある年の前か後とでは根本的に構造強度が違う時期が存在します。建築界ではメジャーですが、一般にはあまり知られていないかもしれません。
1981年(昭和53年)。築年数で言うと築30年以上。
この年を境に建築基準法の耐震基準が大きく変わっているのです。はっきり言えば、この1981年以前の建物は「旧耐震」と言われ大地震で崩壊する可能性があるもの。1981年以降の建物は「新耐震」と言われ、現在と同等レベルの強度を持った比較的強固な建物。
結果、私は賃貸でも中古でも住まいを探す際は、この築年月を最も重視します。というより1981年以前に建てられた建築物に関しては申し訳ないですがどんなに安くて魅力的なものでも住もうとは思いません。
確かに1981年以前の建築物でも新耐震以上の強度はあるものも存在すると思いますが、住まい探しの際にはそれを計ることができません。むしろ旧耐震であることは確実なので、リスクを考えるとその年以前のものは除外せざるを得ません。木造ならそれなりの強度と柔軟性を持っているのでそんなに心配は必要ないですが、コンクリート造は特に注意が必要。特に高層マンションなどは。
なので今後賃貸でも中古でも住まいを探す際は、この1981年という年を覚えておくと良いでしょう。
あとは数値ではなく外観でわかるところで1階の造り。
これは阪神淡路大震災でも言われていたのでご存じの方も多いと思いますが、1階部分が駐車場で柱のみの建築物は危険です。1階部分は地震の力がそのまま伝わる部分でもあるにもかかわらず、柱のみだと建物全体に力を分散させることができなくなってしまい、結果阪神淡路大震災の時のように1階だけがつぶれることになってしまいます。
基本、構造的には壁が必要。
1階が駐車場であっても適度に壁があれば十分地震に対する耐久力はあると思いますが、エレベーターや階段近く以外に壁が無い建物はとても危険。特に長方形の平面で短辺方向に壁がないもは。
とかく沖縄ではまさにこの「1階が柱のみ」という建築物がとても多い。しかも築年数も明らかに経過しているものも多く、住まい探しにはこの点を十二分に注意すると良いでしょう。確かに柱のみでも十二分に強度を保つこともできますが、その場合はものすごい太い柱が必要になってしまいますので、そんなことをするなら壁を建てた方が安上がり。
そこまでして柱のみにするのはデザイン性を重要視する場合ぐらいで、他はコスト削減のため柱が細いままになってしまうでしょう。建築基準法上の数値的な規定は細くてもクリアできますので。
建築基準法はあくまで最低限の基準で形態的な規定はありません。
つまり建築基準法をクリアしていてもあくまで「最低限」のものなので安心はできないんです。しかも先の1階が柱のみという見た目の規定はありません。1階が柱だけでも数値的にはクリアしてしまいますので。しかし実際の地震は机上の揺れでは想定できないものになるので、その最低限の基準だけだと耐えられないものが多いのです。
実際に、私が建築家時代に設計する際には必ず基準法上の何倍とか加算した数値を自主規定して構造設計に入ります。特に阪神淡路大震災のあとはその時の地震パワーの「何倍まで耐えられる」という基準で構造設計していました。建築基準法での規定があまりに弱い構造なので実際はこうしています。
なので今後、賃貸や中古物件を探すだけでなく、自分の住まいを建てられる方はこの建築基準法のことをきちんと頭に入れておいて、構造の話の際は基準法ではなく阪神淡路大震災の何倍まで耐えられる設計かと聞くと良いでしょう。
日本では沖縄も含めて常に地震が起こるので、この地震への対策はどのエリアで住まい探しをするのにも重要かと思います。
スポンサードリンク
2010年05月28日
地震に強い住まいを探す/造るコツ
posted by 離島ドットコム管理人 at 12:46
| 不動産:住まい・家・建物
2010年05月27日
地震時に最も揺れる場所(フロア)
2010年の沖縄は2月に100年ぶりの震度5弱を記録する大地震があったと思えば、昨日の夕方も大東島で震度4、座間味島で震度3を記録する比較的大きな地震があって、もはや「大きな地震が少ない沖縄」というセオリーは崩れつつあります。加えて先日のニュースでは宮古島周辺で大地震が起こる可能性があると発表されましたし、沖縄生活でも地震は頭に入れておかないといけませんね。海に囲まれているので地震時の津波も考慮しないとなりませんし。
それはさておき、そんな地震時で最も揺れる場所。今回はそれを綴っていきたいと思います。建物の種類や構造によっても変わりますが、基本的にはその高さで決まるところが多いです。
最も低い一戸建てなどの建物は地震時には地盤の揺れがそのまま建物に伝わるので、免震(地震の揺れを建物に伝えない工法)や制震(地震の揺れを1ヶ所に集中させたりして揺れを制御する工法)を施していない限り、木造でもコンクリート造でも揺れはそんなに変わらないと思います。
10階建て前後のマンションになると基本的に剛構造(コンクリート造など)なので、その揺れは地面から遠ければ遠いほど強くなる傾向があります。いわゆる振り子的な揺れ。つまり最上階が最も揺れ幅が大きく、実際の地上面での震度以上の揺れを感じてしまうかもしれません。といっても基本的に「剛」なので、その震幅もそれほど大きくはないかもしれませんが、あとはその揺れを制御する構造を組み込んでいるか否かで大きく揺れも変わります。地震が怖い方はできるだけ下のフロアに住まれた方がいいかもしれませんね。
そしていわゆる超高層。一般的に超高層とは20階建て以上のものを差しますが、このレベルになると剛構造だと柱や梁があまりに大きくなるので、基本的に室空間を確保するために柔構造にすることが多いです。つまり地震などの揺れを剛構造のように「耐える」のではなく、柔構造にすることにより「吸収する」工法ということになると思います。そのため、剛構造とは揺れ方が根本的に変わってきて、剛構造が最上階が最も揺れが大きくなるのに対して、柔構造だとその中間階が最も揺れが大きくなる傾向があります。つまり振り子のような揺れ方ではなく、地上部と最上部を固定して中間部分だけ激しく揺れているような感じ。なので超高層の場合は最上階に近いと逆に揺れは軽減され、中間階が最も激しく揺れることが多くなります。といってもやっぱり地上に近い階に比べると最上階はかなり揺れますが、中間階に比べればまだ軽減されていると思います。
実際のところ、建物の高さとその構造によってこの揺れ方はかなり違いがありますが、マンションで地震が心配な方は基本的に地上が近いフロアがベストですが、超高層の場合は中間階は避けた方がいいかもしれません。
ちなみに超高層の場合は地震時の揺れはそのように最上階付近だと中間階よりも揺れは少なく感じるかもしれませんが、逆に通常の風などによる揺れ(結構あります)は最上階の方が大きくなる傾向があるので、その点も考慮が必要かと思います。加えて最近は免震構造を導入するマンションも多いのですが、基本的に地上に完全に固定していない工法なので、地震時は揺れを伝えないので快適ですし安心ですが、逆に通常の風でも建物が揺れて(動いて)しまいますので、免震構造といっても何でも「いいもの」とは言えません。とかく強風吹き荒れる台風が多い沖縄ではこの免震工法はちょっと考えものかも?
建築家として個人的には免震構造よりも揺れを制御する制震構造の方が良いと思うんですけどね。制震構造は基本的に構造は一般的な建物と変わらないので、その風揺れも少ないですし、地震時はその揺れを感知して揺れさせないようにコントロールするので、様々な揺れに対応できると思います。
といっても最近の超高層は何も言わなくても制震構造が導入されているものが多いですけどね。免震構造は根本的に工法が変わるのでかなりのコストアップになりますが、制震構造は既存構造に付加するだけのものもあるので、コストはそれほどアップになりません。効率的にも設計の自由度としても制震構造はいいと思います。
その分、いろいと構造的に難しくなりますからね。構造を熟知していないと導入できませんので。
まぁ制震構造か否かはなかなか分かりにくいですが、超高層の場合免震構造にこだわる必要は無いと思います。先の10階程度の一般的なマンションや一戸建てなどの低層建物については免震のメリットはあると思いますが、超高層になると先の話のように風揺れの可能性もありますので、一長一短だと思います。中には免震に風揺れを制御する制震も行うものもありますが、そこまでしなくてもいいような気も・・・
地震大国日本なので、地震に対する備えはあった方がいいとは思いますが、その建物の特性によるところが多いので、あとはその設計者次第かもしれません。
とりあえず、もし超高層にお住まいになって地震の揺れを気にされる方は中間階は避けた方がいいかも?風揺れを気にされる方は超高層はおすすめできないかもしれません。
そういう意味でも一戸建てが一番なのかな(笑)。免震があればない良し!ちなみに最近は一戸建てならあとから免震化することも可能ですからね。
それはさておき、そんな地震時で最も揺れる場所。今回はそれを綴っていきたいと思います。建物の種類や構造によっても変わりますが、基本的にはその高さで決まるところが多いです。
最も低い一戸建てなどの建物は地震時には地盤の揺れがそのまま建物に伝わるので、免震(地震の揺れを建物に伝えない工法)や制震(地震の揺れを1ヶ所に集中させたりして揺れを制御する工法)を施していない限り、木造でもコンクリート造でも揺れはそんなに変わらないと思います。
10階建て前後のマンションになると基本的に剛構造(コンクリート造など)なので、その揺れは地面から遠ければ遠いほど強くなる傾向があります。いわゆる振り子的な揺れ。つまり最上階が最も揺れ幅が大きく、実際の地上面での震度以上の揺れを感じてしまうかもしれません。といっても基本的に「剛」なので、その震幅もそれほど大きくはないかもしれませんが、あとはその揺れを制御する構造を組み込んでいるか否かで大きく揺れも変わります。地震が怖い方はできるだけ下のフロアに住まれた方がいいかもしれませんね。
そしていわゆる超高層。一般的に超高層とは20階建て以上のものを差しますが、このレベルになると剛構造だと柱や梁があまりに大きくなるので、基本的に室空間を確保するために柔構造にすることが多いです。つまり地震などの揺れを剛構造のように「耐える」のではなく、柔構造にすることにより「吸収する」工法ということになると思います。そのため、剛構造とは揺れ方が根本的に変わってきて、剛構造が最上階が最も揺れが大きくなるのに対して、柔構造だとその中間階が最も揺れが大きくなる傾向があります。つまり振り子のような揺れ方ではなく、地上部と最上部を固定して中間部分だけ激しく揺れているような感じ。なので超高層の場合は最上階に近いと逆に揺れは軽減され、中間階が最も激しく揺れることが多くなります。といってもやっぱり地上に近い階に比べると最上階はかなり揺れますが、中間階に比べればまだ軽減されていると思います。
実際のところ、建物の高さとその構造によってこの揺れ方はかなり違いがありますが、マンションで地震が心配な方は基本的に地上が近いフロアがベストですが、超高層の場合は中間階は避けた方がいいかもしれません。
ちなみに超高層の場合は地震時の揺れはそのように最上階付近だと中間階よりも揺れは少なく感じるかもしれませんが、逆に通常の風などによる揺れ(結構あります)は最上階の方が大きくなる傾向があるので、その点も考慮が必要かと思います。加えて最近は免震構造を導入するマンションも多いのですが、基本的に地上に完全に固定していない工法なので、地震時は揺れを伝えないので快適ですし安心ですが、逆に通常の風でも建物が揺れて(動いて)しまいますので、免震構造といっても何でも「いいもの」とは言えません。とかく強風吹き荒れる台風が多い沖縄ではこの免震工法はちょっと考えものかも?
建築家として個人的には免震構造よりも揺れを制御する制震構造の方が良いと思うんですけどね。制震構造は基本的に構造は一般的な建物と変わらないので、その風揺れも少ないですし、地震時はその揺れを感知して揺れさせないようにコントロールするので、様々な揺れに対応できると思います。
といっても最近の超高層は何も言わなくても制震構造が導入されているものが多いですけどね。免震構造は根本的に工法が変わるのでかなりのコストアップになりますが、制震構造は既存構造に付加するだけのものもあるので、コストはそれほどアップになりません。効率的にも設計の自由度としても制震構造はいいと思います。
その分、いろいと構造的に難しくなりますからね。構造を熟知していないと導入できませんので。
まぁ制震構造か否かはなかなか分かりにくいですが、超高層の場合免震構造にこだわる必要は無いと思います。先の10階程度の一般的なマンションや一戸建てなどの低層建物については免震のメリットはあると思いますが、超高層になると先の話のように風揺れの可能性もありますので、一長一短だと思います。中には免震に風揺れを制御する制震も行うものもありますが、そこまでしなくてもいいような気も・・・
地震大国日本なので、地震に対する備えはあった方がいいとは思いますが、その建物の特性によるところが多いので、あとはその設計者次第かもしれません。
とりあえず、もし超高層にお住まいになって地震の揺れを気にされる方は中間階は避けた方がいいかも?風揺れを気にされる方は超高層はおすすめできないかもしれません。
そういう意味でも一戸建てが一番なのかな(笑)。免震があればない良し!ちなみに最近は一戸建てならあとから免震化することも可能ですからね。
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:39
| 不動産:住まい・家・建物
2010年05月16日
梅雨時期。洗濯物の室内干しのベストな場所。
梅雨に入った沖縄。この時期、最も苦労するのが洗濯物ですよね。洗濯しても雨続きもしくは降っていなくても湿気でなかなか乾かない洗濯物。多くの方は室内干しで対応していると思いますが、通常の室内干しだとなかなか乾かないし、しかも室内はさらに湿度が上がるし、加えて臭いもあまりよろしいものじゃないですよね。
乾燥機があれば事足りるのかもしれませんが、私もそうですが乾燥機による乾燥って縮みや型くずれなどがあり得るのであまり好きじゃない人も多いと思います。もちろん光熱費もかなりかかりますしね。おかげでせっかく導入したドラム型洗濯乾燥機の乾燥機能はまっっっっったく使っていません。
というのも今回記事にした「ベストな洗濯物を干す場所」があるからです。
それは浴室。
というのも浴室にはもともと換気扇があるので空気を常に流すことができ、しかも浴室の造り自体が防湿対策されているので、湿気がこもることもほとんど無いのです。この湿気がこもらない&換気扇があるというのが最大の武器。というのも洗濯物は太陽が当たって乾くよりも、風によって空気が流れることにより乾く方が大きいのです。太陽はその当たっている部分しか乾かしませんが、風があるとまんべんなく乾かしてくれますからね。
その風を人工的にかつ生活に影響なく起こすことができるのがまさに浴室なんです。
ちなみに同じく換気扇がある脱衣室やトイレでは壁がクロスなど湿気を含む構造なので洗濯物の乾燥には適していません。先の話のように逆に湿気がこもったりしますからね。反面、浴室では元々水がかかる構造になっているので、湿気はこもらないのです。換気扇を回していなくてももともと湿気が壁や天井にこもらないような素材になっているので、室内干しよりも乾きが良いと思います。加えて換気扇によって空気を流せば、下手すると湿度の高い屋外よりも早く乾くこともあるかも?
確かに浴室に洗濯物を干すとその間の入浴はできませんが、でもそれを考慮した時間に干しておけば十分乾きます。例えば寝ている間や日中など、浴室を使わない時間だけ換気扇を回して干しておけば十分乾くと思います。
あとは洗濯物を干す仕組みが浴室内にあるか否かですけどね。カーテンレールに掛けることができれば最善ですが、百均などで売っている突っ張り棒でも対処可能だと思います。でもその際は洗濯物って湿気を含むとかなりの重さなので、取り付けにはかなり注意が必要です。弱いものあるいは取り付けが甘いと重さで落ちてしまいますからね。
でも乾きは確実に浴室の方が室内干しより良いと思いますので、これからの梅雨時期の洗濯物は是非もと室内干しの際は浴室へ!
ちなみに我が家にはその浴室に乾燥機能がついていますが、実際のところ換気扇を回すだけで十分乾くので一度も使ったことがありません。私の場合は朝洗濯して夕方まで干すか、夜洗濯して朝まで干すかですが、どっちにしても洗濯物はきちんと乾いていますよ。
あとは量と干し方次第かもしれませんが^^ゞ
しかし浴室がない家、浴室に換気扇が無い家は希だと思いますので、この浴室に洗濯物を干すということはほとんどの家でできると思います。今までやったことがない方は是非とも今シーズンお試しください。
乾燥機があれば事足りるのかもしれませんが、私もそうですが乾燥機による乾燥って縮みや型くずれなどがあり得るのであまり好きじゃない人も多いと思います。もちろん光熱費もかなりかかりますしね。おかげでせっかく導入したドラム型洗濯乾燥機の乾燥機能はまっっっっったく使っていません。
というのも今回記事にした「ベストな洗濯物を干す場所」があるからです。
それは浴室。
というのも浴室にはもともと換気扇があるので空気を常に流すことができ、しかも浴室の造り自体が防湿対策されているので、湿気がこもることもほとんど無いのです。この湿気がこもらない&換気扇があるというのが最大の武器。というのも洗濯物は太陽が当たって乾くよりも、風によって空気が流れることにより乾く方が大きいのです。太陽はその当たっている部分しか乾かしませんが、風があるとまんべんなく乾かしてくれますからね。
その風を人工的にかつ生活に影響なく起こすことができるのがまさに浴室なんです。
ちなみに同じく換気扇がある脱衣室やトイレでは壁がクロスなど湿気を含む構造なので洗濯物の乾燥には適していません。先の話のように逆に湿気がこもったりしますからね。反面、浴室では元々水がかかる構造になっているので、湿気はこもらないのです。換気扇を回していなくてももともと湿気が壁や天井にこもらないような素材になっているので、室内干しよりも乾きが良いと思います。加えて換気扇によって空気を流せば、下手すると湿度の高い屋外よりも早く乾くこともあるかも?
確かに浴室に洗濯物を干すとその間の入浴はできませんが、でもそれを考慮した時間に干しておけば十分乾きます。例えば寝ている間や日中など、浴室を使わない時間だけ換気扇を回して干しておけば十分乾くと思います。
あとは洗濯物を干す仕組みが浴室内にあるか否かですけどね。カーテンレールに掛けることができれば最善ですが、百均などで売っている突っ張り棒でも対処可能だと思います。でもその際は洗濯物って湿気を含むとかなりの重さなので、取り付けにはかなり注意が必要です。弱いものあるいは取り付けが甘いと重さで落ちてしまいますからね。
でも乾きは確実に浴室の方が室内干しより良いと思いますので、これからの梅雨時期の洗濯物は是非もと室内干しの際は浴室へ!
ちなみに我が家にはその浴室に乾燥機能がついていますが、実際のところ換気扇を回すだけで十分乾くので一度も使ったことがありません。私の場合は朝洗濯して夕方まで干すか、夜洗濯して朝まで干すかですが、どっちにしても洗濯物はきちんと乾いていますよ。
あとは量と干し方次第かもしれませんが^^ゞ
しかし浴室がない家、浴室に換気扇が無い家は希だと思いますので、この浴室に洗濯物を干すということはほとんどの家でできると思います。今までやったことがない方は是非とも今シーズンお試しください。
posted by 離島ドットコム管理人 at 07:50
| 不動産:住まい・家・建物