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2018年09月07日

沖縄のエレベーターには「台風モード」がある!?


台風21号で、本土では高潮で高級車が全滅したとかニュースでありましたが、沖縄からすると「何故高台に避難させておかない?」と疑問を感じざるを得ません。しかも埋め立て地で海との水位差はわずかしか無く、浸水前提で店舗設計とかしていないのは疑問。

沖縄は埋め立て地ではない場所でも、海が近い建物には、台風時の浸水対策をいろいろ行っていますよ。

港のターミナルでは、1階に主要な施設を置かず、2階に置いているところもありますからね。つまり1階は浸水前提で造られていて、理にかなった建物設計になっています。

さらに那覇のマンションでは、エレベーターに「台風モード」的なものもあるんですよね。

台風が接近すると、そのモードが使われ、エレベーターが常に最上階にいるモード。通常はエレベーターを使ったら、下りた人の階で停止したままになりますが、このモードでは常に最上階にエレベーターのカゴが配置されます。

その理由は、もちろん台風時の浸水対策。

1階にカゴがあると、台風時に浸水するとモロにエレベーターが浸水し、壊れるどころか復旧もままならない状況になってしまいますからね。最上階にカゴがあれば1階には落下時の衝撃緩和する機能ぐらいしかないので、交換も容易。

沖縄に住んで、建築士としてこれは目からうろこでした。

もちろん、台風モードがないエレベーターもありますが、私が今まで住んだところで、海の近くの物件には必ずありました。なので台風時に帰ってきたとき、必ずエレベーターが最上階から下りてくるので、待ち時間が長くなりましたが^^;

ちなみに那覇など基準水位の高さに近いエリアのマンションは、1階に住戸があるものはほとんどありませんね。あったとしても、1階でも1〜2m高い場所に住戸があります。これは確実に台風時の高潮対策なんでしょうね。

なので沖縄のマンションで1階の「専用庭付き住戸」って見たことないですね〜。だって台風時、シャレになりませんからね。1階は。高潮のリスクだけじゃなく、普通に町中も浸水しますので、1階なんて庭があっても住みたいと思いませんね。

台風21号では大阪湾近辺を中心に大きな被害が出ましたが、ただその中でも事前に対策をしていればしのげた物も多いのも事実。

そろそろ本土も、沖縄並みの台風対策した方がいい時代のような気がします。
posted by 離島ドットコム管理人 at 10:30 | 不動産:住まい・家・建物

2018年08月12日

日本で2番目に電気代が高い沖縄!省エネならエアコンより冷蔵庫と照明?

沖縄電力は、毎月10日〜12日が区切りになっており、その1ヶ月の電気代がわかります。今年からエアコンを新しいものに買い換えたので、電気代がどう変わっているかモニタリングしていました。といっても、エアコンを使った日とその使用時間をメモっただけで、その使用量と電気代の増加量を比較して、おおよそのエアコン代を把握。

交換前も交換後も、いわゆる「沖縄専用機」的な暖房機能がないエアコン(冷房/クーラー)。除湿はあるけど使わず。温度設定は、交換前のものは「29度」でしたが、交換後のものは冷気の案配が「28度」で交換前の「29度」に近かったので、1度低く設定していました。まぁこの1度は誤差のレベルでしょう。

ちなみに交換前のエアコンの出力は「300-560kWh」、交換後は「367-429kWh」と、マックスで2割減なので、電気代もそのぐらい安くなっているのかな〜?

その結果は!?

エアコン交換による省エネ効果

Before +126円/1日6時間使用
↓↓↓
After +69円/1日6時間使用



おぉぉぉーーー!2割減どころか45%減です。

ちなみに沖縄の電気代は、火力発電しか実質的にないので、全国でもトップクラスの高さ。最も安い北陸電力とは15%も違うんですよね〜。でも昔は、沖縄が全国ナンバーワンの電気代の高さでしたが、最近は北海道電力が値上げし、さらに東京電力が原発停止で電気代が高くなったので、こんな感じになっています。

全国の電気代高い順(1位に対する比率)

1位 北海道電力
2位 沖縄電力(0.969)
3位 東京電力(0.961)
4位 東北電力(0.937)
5位 関西電力(0.913)
6位 中国電力(0.896)
7位 四国電力(0.865)
8位 九州電力(0.859)
9位 中部電力(0.841)
10位 北陸電力(0.815)



まぁ沖縄の場合は、冬場にエアコンを使うことがほとんどありませんし、夏場の給湯は何もしなくても「温水w」なので、光熱費全体としてはそんなに高くないと思います。でも夏のエアコンは6月から10月まで4ヶ月もフルに使うので、夏の電気代はかなりかかります。我が家では、冬と夏とで電気代が去年まで約3倍。今年は新エアコンの効果で2倍未満で今のところ収まっています。

実はエアコン以上に電気を使うものがある!

ちなみに最も電気を使うものは、エアコンではなく「冷蔵庫」なんですよね。エアコンは使う時間が限られますが、冷蔵庫は常に稼働。本気で省エネするなら、エアコン以上に冷蔵庫を買い換えるのが効果が大きいんです。

そして冷蔵庫に次ぐのが、これまた意外なもので「照明」。大した電気代じゃないと思われますが、1軒あたりの照明の数って半端ないですし、冷蔵庫同様に常に点けっぱなしの状態が多いんですよね。特に天井にある照明はかなりの電気代を食います。

建築士としておすすめは手元のライトで、必要なときに必要な場所だけ明るくすること。これはかなりの省エネ効果がありますよ。天井などの照明を「アンビエントライト」と呼び、手元の照明を「タスクライト」と呼び、照明計画では「タスク&アンビエント」で設計します。

我が家では、冷蔵庫は2年前に買い換えたばかりですし、照明は天井のアンビエントライトは一切使わず、全て手元のタスクライトで生活しています。そのタスクライトも半分がLEDで、もう半分が蛍光灯。電気代が高い白熱灯は一切使っていません。まぁ沖縄で白熱灯を使わないのは、電気代以上に「暑さ対策w」。以前、デスクライトが白熱灯で、ライトがある側だけ汗かいていましたww

まとめ

節電は沖縄生活だけの話じゃ無いと思いますので、節電するならこの3つを見直しましょう!


1位 冷蔵庫
2位 照明
3位 エアコン


ちなみに給湯が電気の家は、ここもかなりの電気消費の原因になっています。っていうか下手すると冷蔵庫以上に電気を食うのが、この電気温水システム。オール電化住宅が成り立っているのは、その温水を電気代が安い「深夜」に作るから。日中の電気温水は、ホントに電気代の金食い虫なので、ご注意くださいませ。

(建築士時代に、某TK電力とオール電化住宅の開発プロジェクトに携わっていました^^ゞ)

しかしこの夏の本土の暑さは尋常じゃないので、電気代も本土の方がすごそうですね〜。節電に心がけましょう!
posted by 離島ドットコム管理人 at 14:56 | 不動産:住まい・家・建物

2015年01月30日

現政権になってからの沖縄生活の経済状況を考えてみる。

2015年1月28日のスカイマーク破綻で沖縄経済への影響がありそうなんですが、今回はそれも踏まえて現政権になってからの沖縄の経済状況を考えてみたいと思います。

ちなみに有効求人倍率や失業率は現政権になってすぐに改善するものでは無く、前政権による影響もありますので一概には現政権によるものとは言えませんので割愛させていただきます。っていうか現政権になっても相変わらず失業率は高い沖縄で、相も変わらず昼からパチンコ屋(パチスロ屋?)に入り浸る人、平日の昼から公園でお酒を飲む人がいっぱい居ます(働いていない人が多いという意)。


【物価】

最悪ですね。消費増税もありますがそれ以上に沖縄の場合、便乗値上げが多いこと多いこと。ほとんどのスーパーで消費増税前の「内税時」の価格で現在の増税後は「外税」表記。つまり今まで消費税込みで100円だったものが現在は税抜きで100円なので税込みで108円。8%もの物価アップです(税額3%アップ分を引いても5%の物価アップ)。沖縄のスーパーなどでは適切に「103円」とかで売っているところはほぼ皆無。スーパーのチラシを日々チェックしていると現政権になってから如実にその負担を感じてしまいます。

逆に飲食店などではがんばって以前の価格を維持しているところもありますが、そういう意味ではお店側が負担になっているわけで、つまりのところ現政権になってプラス要素は無いってことでしょうね。


【雇用】

先の話のように数値的には改善しているところもあるかもしれませんが、ただ注目したいのは有効求人倍率は上がっていますが失業率はあまり変わっていないこと。つまりやりたくない仕事ばかりが増えているってことじゃ無いかな?はっきり言えば「コールセンターの求人」ばかりでそれ以外の求人は以前と変わらず低水準ってこと。コールセンターってホントに安月給の重労働らしく、長続きしないって聞きますね。結果、働いている人の多くが移住者で、移住者だと沖縄に住みたいからがんばって低賃金でも働いていて、そういう人は別にアルバイトをして生計を立てているらしいです。現政権になってもこの状況は変わっていないようです。

逆に働かない理由に「子だくさん沖縄」ってこともあります。出生率は全国ナンバーワンですからね。全国平均が「1.43」なのに対して沖縄は「1.94」と「0.51」も高い(1人の女性が生涯産む子供の数)。でもこれが何故に働かない理由になるかというと、子供の数が多ければ多いほど「生活保護」の額が多くなること。そこに加えて沖縄の全国最低レベルの給与水準も重なると、働かないで生活保護を受けた方が収入がいいんですよね。こういう悪循環を断ち切るためにも生活保護の基準を変えて欲しいものですね。働かないことはお金の面以上に将来的にスキルを残せないわけで、今は良くても将来で良いことは無いと思いますので。

つまりのところ現政権になっても何一つ変わっていないってことですね^^ゞ


【観光振興】

これも現政権になったからという話じゃ無いのですが、確かに好調です。でも日本人観光客ではなく明らかに隣国からの観光客によるものですね。大型客船が着岸できる地域だけ恩恵を受けてそうではない地域はあまり恩恵を受けていないように感じます。結果、那覇はかなり観光客が増えましたが、名護など北部は観光バスツアーに入らない場所は以前と変わらず。離島に至っては日帰りで行けるところは観光客は増えたようですが、宿泊しないと行けないところは以前と変わらない感じです。

その離島の中でも新石垣空港が開港してからの八重山はとにかく好調ですが、逆に宮古は八重山に奪われた感じであまり良い状況ではない印象。そこに宮古は伊良部大橋開通で一見、橋開通によって経済的にプラスになりそうですが、橋がつながったからといって宮古へ来る人は多くならないと思いますし、それ以上にこれまで橋の工事で受けていた恩恵が開通後に全て無くなる方がマイナスは大きいと思います。

そして自衛隊誘致に揺れている与那国島では実際に基地工事が始まっているものの、島への経済的な恩恵はほとんど無いらしく、工事関係者も現場施設内で飲食などを済ませてしまっているので外のお店にお金があまり落ちないという話。

観光振興に関してはプラス要素もあればマイナス要素もあって、結果的に「微増」って印象かな?まぁ八重山は「増」って感じでしょうけどね^^;

ただし今回のスカイマーク破綻による影響はまさにその離島には甚大で、なにせ3月29日以降の宮古便と石垣便が全便運休ですからね。LCCだと那覇までしか来れませんが、スカイマークなら那覇空港乗り継ぎでそのまま離島まで行けました。しかし今後はJAL/ANAしかそれが出来なくなりそうです。まぁ石垣に関してだけはスカイマーク運休と同時に那覇-石垣便をソラシドエアが就航させますのでどうにかなりますが、ここでも問題は宮古かな・・・

そういう新たなマイナス面も含めると結局プラスマイナスゼロって感じかな(/_;)


【自分自身の沖縄生活】

現政権になって何も変わっていないかな?むしろ前政権の方がダメダメな要素も多かったけどなんか面白かったような気がしますが(裏切られるけど淡い期待ができた)、現政権はダメな要素こそ少ないものの面白くない印象(淡い期待すら出来ない)。現政権になってからはお金が落ちているのは土建業ばかりでそれ以外には落ちていない感じですね。もちろん私は元建築家ではありますが現在は土建業とは関係ないので恩恵は感じておりません^^ゞ

強いて言えば不動産業は一部で好調ですね。というのも沖縄の「高額不動産」を買うのは「本土の人」が多いので、本土が好調なら沖縄に不動産で落ちるお金も多くなる傾向。特に那覇新都心のツインタワー超高層マンションなんかは多くの本土の人が購入したって話を聞きますからね(全体の8割とか9割とか)。郊外の海が見える場所での新築物件なんかも移住者が建てたものが多く、これは離島でも同じ状況。不動産に関してはプラスって感じかな?

そして自分自身で最も恩恵を受けているのはやっぱりLCCですね。これは現政権とか前政権とか全く関係ないのですが、このLCCのおかげで画期的に生活が変わりましたね。つまり本土と沖縄を気軽に往来できるようになったこと。しかも間際予約でもフルキャリアよりはるかに安いので、ホントに気軽に本土と沖縄を往来できるようになりました。以前は2ヶ月前とかかなり前からチケットを抑えないと安価なチケットを手に入れらないのでスケジュールをかなり前から組んでいましたが、今はとりあえず航空券だけとってあとはなるようになるって感じで往来できるようになりました。実を言うと最近は本土のでレポートをしていませんが、2014年内でも10往復以上本土と往復しています。以前は年間2〜3回程度の本土の往復だったのでその都度レポートしていましたが、10回にもなると1回あたりの滞在が短いこともあってレポートしていませんからね^^ゞ

あとは本土のお店が徐々にですが沖縄進出してくれていることかな?最近だと東急ハンズやFrancFrancなどの雑貨系。ファッション系は相変わらずGAPがアウトレット以外で進出してくれていませんが無印とユニクロが安定してあるので良いかな?そして一番恩恵を受けたのは「ドンキホーテ」の出店ですね。特に国際通りのものは生活に大きく影響しましたね。24時間営業だし何より沖縄のスーパーでは手に入らない本土でしか今まで売っていなかったものが買えるのが嬉しい限りです。

逆に飲食店は撤退ないし店舗削減の方が多かった印象。国際通り久茂地側にあったマクドナルドは無くなっちゃいましたし、開南のケンタも閉店。あと国際通りにあった「ステーキけん」も閉店しちゃったし、セブンイレブンは相変わらず無いし、ファミレスも選択肢が少ないまま(ガストとジョイフルのみの感覚)。まぁ自炊メインの生活なので実際のところそれほどの影響はないんですけどね^^ゞでもセブンイレブン・デニーズ・サイゼリアが沖縄にも欲しい・・・

先のファンションや雑貨はLCCのおかげで本土との往来がしやすくなったので本土で購入すればいい話ですし、飲食に関しても本土に行った際の楽しみにしておけばいいだけなので、そういう意味でも自分自身においてはLCCの存在は大きいですね。

ただスカイマークがああいうことになると、LCCも今後どうなるか分かりませんから心配です。特に一番多く利用しているジェットスターはスカイマーク以上の赤字体質。まぁJAL系なので助けてくれるのでしょうが、今後どうなるかは不透明。もしジェットスターが破綻でもしたら自分自身への影響は大きいですね。他のLCCは使いたくない貨物ターミナル発着なので、メインターミナルが使えるジェットスターが良いのですが・・・


【結果】

現政権になってからの「アベノミクス」の恩恵はほとんど感じないというのが沖縄生活の現実かもしれません。強いて言えば本土の人を相手にしている不動産業だけは好調という感じかな?また観光業は好調ですが、そこにスカイマーク破綻による運休便が出るとなると、少なくともプラス要素は少ない気がします。物販および飲食はマイナス要素の方が大きいかな?そして給与所得などの収入面も沖縄は未だ低空飛行のままなのに、物価だけは上がるという悪循環。

全体としてはやっぱり「マイナス」かな?

でも物価は上がっても家賃は低いままなのでまだどうにか・・・って感じかな?沖縄生活で唯一本土での生活より楽なのはこの「家賃」ですからね。便利な那覇中心街に住んでも5万円台なんて物件もざらですからね〜(その代わり古い物件だけど)。物価というか買物は自分の努力次第でどうにかなりますので、まぁ今のところ恩恵は無くても現状維持をどうにかがんばって出来ているって感じかな^^ゞ

あくまで私自身の考えなのであしからず^^;

posted by 離島ドットコム管理人 at 10:17 | 不動産:住まい・家・建物

2014年09月25日

沖縄移住って節約になるの?一長一短だけど収入を考慮すると・・・

久しぶりに不動産コラムを綴ってみました。

というのも「地方移住って本当に節約になるの?」というコラムがヤフトピに出ていましたので、沖縄の場合を参考に綴ってみました。まさに住んでみて判ったことが多いですね。


【支出:住居費】・・・割安
沖縄に住む前は都心のど真ん中の家だったので、単純に家賃比較はできないかもしれませんが、それでも移住後は那覇中心街の仕事場にも徒歩で行ける場所に住んでいたこともあったのである程度の比較はできると思いますが、感覚的に家賃は「1/3」になったと思います。もちろん間取りや広さなどもありますが、この「1/3」の家賃の感覚で広さは倍になった印象です。沖縄移住で最も節約になったのはこの「住居費」だとは思います。ただし新都心のような新しくて人気の街になると、移住前と同じレベルの家賃になってしまいますので、あとは立地や築年数次第だと思います。でも相対的に移住前より安くなるのは確実だと思います。

【支出:食費】・・・1.5倍ぐらい割高
これは一見地方に行くと安くなりそうですが、実際は都心より割高に感じています。何より沖縄の場合は複数のスーパーのチラシを見ても横並びで競争が無いから価格が高止まり。特に牛乳とタマゴは何年も全く同じ価格。しかも牛乳は本土より1.5倍ぐらい割高なのに加えて、容量も本土では1Lパックのところが、沖縄は未だに946mlというガロン法を使った少ないものになっていて、その分を加味するとさらに割高。野菜も沖縄で通年とれるものはあまりなく、輸送費をかけて本土や海外から持ってきているものが多いのでかなり割高。果物も一見沖縄は豊富のようですが、沖縄でとれるものはたかがしれているので全体としては割高。魚も沖縄近海でとれる種類が少ないので割高。強いて言えばランチ価格は那覇中心街でも600円前後が相場で、久茂地あたりで売っている弁当になると300円前後が相場と、このランチに関しては本土より安いかな?でも全般的に沖縄での食費はかなり割高に感じています。
<参考価格>
・牛乳パック 946mlで通常280円前後(本土だと200円以下)
・特売タマゴ 10個で128円(本土だと99円とか88円とかも有り)
・リンゴ1個 150円前後(本土だと100円前後)
・レタス/キャベツ 1玉特売で198円(本土だと98〜150円ぐらい)

【支出:水道光熱費】・・・2〜3割高い
電気代は原発停止で急激な値上げになった東京電力に抜かれるまでは全国で一番高かった沖縄。確かに住んでみて電気代の高さは実感します。特に夏場のエアコン使用時期は猛烈に高いと思います。加えて冷蔵庫も気温が常に高いのでかなりの電気代がかかります。反面、冬場は暖房が要らない日が多いので、1年を通すとどうなんでしょうね。まぁ本土では電気以外の暖房もあるので相対的には沖縄の方が電気代はかかりそうです。あとガス代は都市ガスなら沖縄は全国の中でも安い方なんですが、沖縄で都市ガスが通っているのは那覇市街でもごく一部。ほとんどがプロパンなんですが、そのプロパンは都市ガスの逆で全国トップクラスの割高さ。でも沖縄って水道水を一度タンクに貯めてから給水するので、夏場はその貯めているだけで温水のようになるから夏場のシャワーで給湯が不要。といっても1年で2〜3ヶ月の話なので、1年を通すと光熱費はかなり割高に感じます。ちなみに水道代は本土とほとんど変わらなかったかな。

【支出:通信費】・・・ほぼ同価だが速度が遅い
インターネット回線の場合、ほとんど全国一律なので料金的にはそんなに変わりませんが、ただ回線速度が那覇市街でもかなり遅いので、速度と料金を加味すると割高に感じます。また通信業者が少ないので選べないという面でも割高になる面が多いです。電話代については島なので割高になるのは当然ですが、昨今の携帯電話社会になってからはそんなに割高感は無くなったと思います。そもそも無料通話アプリやSkypeなどがあれば電話はあまり要らないですけどね。

【支出:レジャー費】・・・移動が少ないので安いが選択肢が少ない
海や森などの自然を楽しむレジャーは安上がりです。何よりそれらレジャーをする場所までの移動が少ないですし、住んでいると穴場とかコツがわかりますので、ツアーも要らなくなるから安上がり。ただ自然を楽しむレジャーは良いのですが、それ以外の選択肢がとても少ない。都市型のアミューズメントパークはほとんど無いですし、プールもろくな施設がなく、映画館も少ないので選択肢があまり無い。でも無いからお金を使わないという結果にもなっているので、全体として安上がりだとは思います。

【支出:交通費】・・・電車が無いから高い
電車が無いから高い。加えて路線バスはあっても競争が全く無いので運賃が高く、結果的に交通費は高くなります。車移動に関してもガソリン価格の競争が無いので、優遇税制で本土より安いはずなのに、沖縄の方が高い始末。自転車移動も沖縄は車重視の町並みになっているので、自転車移動はとてもしにくいのであまり使えません。加えて本土へ行くために飛行機を使う頻度が高いので、交通費は全体として高く付く傾向。

【支出:被服費】・・・温暖な気候なので安上がり
温暖な気候のおかげで、1年中夏服でも過ごせるので被服代はかなり安く上がります。冬場のコートなどの高い衣類が必要じゃ無いというのもメリット。ユニクロなどの安いショップもありますし、以外とスポーツDEPOで夏物を多く取り扱っているので、被服代はかなり安く抑えられると思います。まぁファッション次第ですが・・・

【支出:日用品費】・・・雑貨は変わらないが家具は割高
沖縄にはダイソーが多いので、いざとなれば百均へ行けば全然気になりません。無印もハンズもfrancfrancもあるので、本土と価格は変わりませんし、雑貨に関しては割高感は感じません。ただインテリアなどの家具になると選択肢が少ないばかりか全体的に高めの傾向。宜野湾の輸入家具なら安いものもありますが、一般的な家具屋で見ると割高に感じます。

【支出:教育費】・・・やや割安かも?
これはよくわかりませんが、私立が少ないので結果的に安いと思います。塾に関しても知り合いの話を聞くと本土よりはるかに安いと聞きます。ただ高校までは沖縄で過ごすものの、大学からは本土へ行く人が多いので、全体としてはお金はかかりますが、それは本土の一地方都市でも同じかと思いますので、最終的にはやや割安かな?


【収入:地方の支社に移動する場合】
沖縄に住むならこれが一番良いと思いますが、いかんせんそのことを皆さんご存じなので、なかなかこのポストは手に入りませんね。そもそも本土の支社ということで、まずは本土での勤務が必要になり、そして沖縄への転勤希望が通るという障壁がいくつもありますので、簡単にはいかないと思います。直接沖縄の支社での雇用の可能性もありますが、競争率は高そう。でももしこのポストなら、平均賃金が全国最下位レベルの沖縄にあっては全国レベルの収入を得られるわけで、沖縄での生活は豊かになると思います。でもこの方法で移住できたという話は聞いたことがありません。

【収入:地方で転職する場合】
もしかするとこの方が先のベストな仕事先より難しい場合もあります。というのも沖縄は言わずと知れた全国ワーストの失業率で、求人倍率も常に1倍を下回っている状態。加えて雇用制度の中で沖縄出身の人を優先する傾向もあるので、本土からの移住者にはとても厳しい。加えて沖縄の給与水準は全国ワーストレベルなので、本土で働いていた時との収入格差がものすごく、東京での平均所得からすると沖縄の平均は東京の「1/3」のレベル。先の家賃が「1/3」になっても収入も「1/3」になるので、安い家賃だけではうまく行かないことがわかります。しかもあくまで「平均」の所得の話で、ハローワークなどで出ている求人はさらに低い。ハローワーク経由しない方が給与が高いものも見つかりそうですが、ただ沖縄の場合はハローワーク経由で人材確保すると補助が出るらしいので、ハローワーク経由での募集しか受け付けていないところも。そもそも沖縄で条件面でもやりがいでも満足がいく仕事があるか否か・・・沖縄移住の最初の障壁が「仕事」です。まぁ沖縄だけじゃ無い話だと思いますが。

【収入:テレワークができる場合】
沖縄移住する場合はこれが一番良いと思います。つまりテレワークというより仕事を持っていくこと。雇用状況がこれだけ厳しいとなると、一番簡単なのが仕事を持っていくことでしょうね。そうすれば沖縄で仕事探しをすることも無いですし、もしかすると事業拡大で沖縄で雇用を生み出す可能性もありますし、そういう人が雇用拡大すると移住者も受け入れやすいと思います。といっても実際に沖縄だけで仕事が完結することはまず無く、クライアントの関係で本土に行くことも多いと思いますが、それを差し引いてもこの方法が最も安定した収入を移住者でも確保できると思います。


そんな感じで沖縄の場合の「地方移住って本当に節約になるの?」を考察してみました。

とかく移住希望が多い沖縄ですが現実はこんな感じです。もちろんこれらはあくまで自分が経験した範囲での話なので、環境によってはこれより良い方向になる場合もありますし、逆にもっと悪い場合もあります。

とにかく言えることは本土の時から収入は激減するので、最初はできるだけ家賃が低めのところを選ぶ。そして仕事はできる限り自分で持っていき、沖縄で仕事探しをしないようにすることかな?

自分が知っている限りでも、沖縄で仕事探しをして見つかっても給料があまりに安いので、その仕事の他にバイトをいくつか掛け持ちするする人が多いです。そういう意味でも自分で仕事を持っていくのが一番なんです。

あくまで「仕事を持っていく」のがベストで、沖縄移住してカフェや宿を新規に開いて生計を立てようとするのは「仕事を持っていく」ではなく「沖縄で事業をする」ということになるので、上手くいかなかったときはどうすることもできなくなり、結果本土に戻ってしまい、建物だけ沖縄に残して貸別荘にするという人がたくさん居るようです(でも実際に貸別荘で収益があがる人はあまり居ない)。

なので仕事は既に本土でやっていたものをそのまま作業する場所を沖縄にするだけが移住するには一番スムーズに生活できると思います。

とりあえず沖縄へ行けば仕事はなんとかなるさという発想は止めましょう。何とかなりません。

支出は多く、収入は少ない。

それが沖縄移住の現実かもしれません。

posted by 離島ドットコム管理人 at 12:05 | 不動産:住まい・家・建物

2011年08月09日

沖縄に住んでいると元建築家として悲しくなる

ここ最近、沖縄ではやたらまだ十分使える建物を壊して新しい建物を建設している光景をよく見る。しかも中にはまだ10年ぐらいしか経過していないような建物でも平気で壊している。

とかく沖縄の建築物はコンクリート造が多いので、「リフォーム」「リユース」「リノベーション」すれば十分まだ使えるのに沖縄ではすぐに壊して新築を建てようとする。


「スクラップアンドビルド」


単純に新築の方が楽だしお金も多く動くから。

土木建築依存の沖縄ならではかもしれません。

悲しいですがこれが現実です。

しかも長いスパンで見ると、2年前まではそういったスクラップアンドビルドそんなに多くなかった代わりにやたら道路工事が多かった。その道路工事をしつくした去年はほとんど外を歩かない沖縄の道なのにやたら歩道を整備していた。

そして今年。道路も歩道もやり尽くしたから今度はスクラップアンドビルドで建物を造る。


完全に土木建築依存しています。


しかも沖縄は島なので産廃処理するスペースもままならないのにこのスクラップアンドビルドで大量の廃棄物を出します。それなのに産廃をいざ建設するとなると大反対。


矛盾している沖縄の経済。


なんで沖縄では既存建物を有効利用しようと思わないのか疑問でなりません。建築家として新築も多く携わってきましたが、同時にリフォームやリノベーション的なことも多く手がけてきました。そして建築の世界にいて感じたのは建物そのもの寿命が年々長くなってきており、昔は「20年」と言われていたものが今は「50年」、いやものによっては「1世紀(100年)」と言われるものもあります。

それほど建築の世界は技術革新しており、大手ゼネコンもリフォームやリノベーションに力を入れている昨今なのに、沖縄の建設業界は時代遅れの感が否めません。

時代遅れ以前に、この沖縄という限られたスペース・資源でこのスクラップアンドビルドを行うこと自体に疑問を感じます。沖縄こそリフォームやリノベーションを行い、建築物をより長く活用すべきだと思います。

とかくメディアからは沖縄の赤瓦の古民家を長く使っているエコな姿しか発信されていないと思いますが、沖縄の現実は建物をすぐに壊すというエコとはほど遠い状態です。


元建築家として悲しいを通り越して憤りさえ感じます。


結局、沖縄の経済は未だに土木建築依存の体質から抜け出せない結果なのかもしれません。しかし環境を売りにする沖縄がこのエコとは反することをやり続けて明るい未来があるとは思えません。

そのスクラップアンドビルドで生まれた産廃は結局自然を脅かすだけ。沖縄の将来にとって何一つ良いことはないと思います。

この古い体質を捨て去らないと、沖縄の自然や環境は失われ、結果誰も沖縄に来たいと思わなくなってしまいます。観光立県の沖縄としては来てもらえなければ成り立ちません。


もう止めましょうよ。土木建築に依存する経済体質!!!
posted by 離島ドットコム管理人 at 09:08 | 不動産:住まい・家・建物

2011年06月24日

沖縄での台風対策「屋外」

住まいでも屋外に置いてあるものって多いですよね。

自転車、物干し、エアコンの室外機、エクステリアテーブルやチェアなどなど。物件によっては屋外に洗濯機を置くところもありますよね。特に沖縄では台風が多いのに何故か屋外に洗濯機を置く住まいが多い。未だにこれは理解に苦しみます・・・。

そんな洗濯機も含めて台風時はそのままにしておくと飛ばされることもありますし、また強風によって動かされて配管が断線することもあります。

以前、台風が直撃したときはエアコンの室外機が置いてあった向きと90度違う方向を向いていましたし、洗濯機に関してはバルコニーの全く別の場所に移動していました。つないでいた配管も取れ、しかも洗濯機の蓋も破壊されて飛ばされていました。幸いその蓋は何故か洗濯槽の中に落ちていたので大事には至りませんでした、蓋がセンサーの役割をしていたのでその後の修理が大変でした(自力修理しました)。

ちなみに自転車に関しては問答無用で室内に入れておくことがおすすめです。バイクに関してはさすがに室内に入れることはできないと思いますので、台風時は予め倒しておくか、フェンスや壁にロープで縛り付けておくことがおすすめです。車に関しては普通はそのままでも大丈夫ですが、その以前の直撃時は背の高いワンボックスが横転していたり、坂道に駐車していた車が180度ひっくり返えされていたところも目にしましたので、車に関しても条件によっては避難した方がいいかもしれません。

物干しに関してはそもそも沖縄の場合、塩害を受けやすいので常時外に出しておくとステンレスでもあっという間に錆びます。なので台風時だけじゃなく、洗濯物などを干す以外は室内にしまって置くことがおすすめです。

エクステリアの椅子やテーブルは室内にしまっておくのがベストですが、折りたたみ式のものなら畳んで外の床に置いておくだけでもどうにかなります。通常のテーブルでもテーブル面を裏返しにしておくだけでも効果はあると思います。要は椅子やテーブルの下の部分に風が入らないようにすることが重要。結局巻き上げの風が一番影響ありますからね。

そしてエアコン室外機や洗濯機。

室外機についてはエアコン室内機との配管が強固なものが多いので配管がある範囲しか動かないかもしれませんが、できればロープなどで動きを制限することがおすすめです。2011年5月末の台風では強風域がかすっただけなのに室外機がかなり動いていましたからね。

そして洗濯機。屋外に置く住まいの場合は台風時はかなり影響を受けますので、常時ロープでピクリとも動かないように固定しておくことがおすすめです。遊びがあるとどうしてもそこから緩んでしまいますからね。台風時は一瞬の力ではなく何時間も力がかかるので遊びがあるとその部分に常に力がかかってしまい、結果的に解けたり切れたりしまいます。

まぁ屋外に何も置かないことが一番ですけどね。

ちなみにその2011年5月末の台風の時、バルコニーに敷いていたウッドデッキが全て剥がされました。30cm角のウッドパネルで相互のパネルはコネクタで接続できるものですが、全てコネクタを外されバルコニーの片隅に飛ばされていました。

ウッドデッキの裏には水抜きの隙間があるので、その隙間から風が入り込んで巻き上げた結果、剥がされたんでしょうね。

といっても台風の度にウッドデッキを剥がすわけにもいきませんので、今後は重しなどを載せて対策をしようと思います。

屋外に関しては自分以外の他の方に影響を及ぼす可能性がありますので、出来る限りのものは室内にしまい、屋外に残さざるをえないものはロープでしっかり固定するようにしましょう。


posted by 離島ドットコム管理人 at 10:07 | 不動産:住まい・家・建物

沖縄での台風対策「玄関ドア」

玄関ドアは基本的に「開き戸」なので窓のような雨水の浸水はそれほど考えなくてもいいと思います。中には玄関も引き戸や引き違い戸のところもありますが、沖縄では基本的に開き戸なので問題はないところが多いと思います。

ただ玄関扉も完全に密閉できるものではなく、多少の遊びがあるのでその部分から風が入り込んでくることもあります。

特に台風時は玄関扉の前をものすごい風が吹き抜けますので、玄関扉は常に外側に引っ張られる状態になります。

とはいうものの、窓に比べて開き戸は密閉度が高いので雨水の侵入は問題ないのですが、気になるのはその音。

台風時の風は常時一定の風速ではなく、突風が断片的に吹くことが多いので、結果的に扉がガタガタなってしまいます。ただでさえ台風の時は気分的に不安になるのに、その玄関扉の微妙な開閉音はさらに恐怖を煽ります。

またこの玄関扉からの風の抜けがあると、室内の気圧が変化してしまい、窓からの浸水を助長する場合もあります。

なので台風時はこの扉についてもある程度の対策を施した方がいいと思います。

簡単なのは玄関扉の内側の取っ手にロープなどを取り付け、室内のどこかに固定して常に室内側に引っ張っておくこと。でもこれは結びつけておく場所が室内にはあまり無いですし、また結びつけたとしてもどうしても緩んでしまいます。

最も効果的だったのが玄関扉にバーロック(バーを倒して扉を開放できなくする一般的なもの)があれば、あれを内側に倒してその隙間に詰め物をすること。これは緩むこともないのでかなり効果がありました。問題はそのバーロックに詰めるサイズの物があるか否かですが、我家の場合はボールペンで代用していました。

ボールペンはこのバーロックの幅にぴったり合うので、隙間がある場合はボールペンの種類を変えたり本数を増やしたりして調整しています。またボールペンに他の素材を巻いたりして調整できるので結構ボールペンは使えます。もちろん他にぴったり合うものがあればそれでも良いですが、玄関扉も対策することがおすすめです。

結局、台風時は気分的に滅入ることが多いので、この「音」対策も必要かと思います。窓対策よりは楽なので台風時は是非とも玄関扉も対策することをおすすめします。


posted by 離島ドットコム管理人 at 09:40 | 不動産:住まい・家・建物

沖縄での台風対策「窓」



とかく台風対策で窓ガラスに飛散防止のためにテーピングしたり、屋外の物が飛ばされないように固定したりする様子を目にすると思いますが、実際のところ最も対策が必要なのが窓。

台風直撃時は何階の部屋であろうとこの窓から床上浸水します。

実際は「窓」ではなく「窓枠」からの浸水ですが、もともと窓の構造は開閉を可能にするため上下部分にレールが敷設してあります。もちろん突き出し窓やドアのような開き窓はそういう構造ではないのですが、窓の大半が「引き違い」だと思いますので、そのタイプには必ずレールが存在します。

このレールを滑らすことで窓が開閉可能になるのですが、そのためにこの部分にはどうしても隙間が存在してしまいます。

平常時なら窓の重みで下のレール部分の隙間はないので問題はないのですが、台風直撃時は地面や窓先の水切りに吹きつけられた風が巻き上がり、窓を押し上げることもあります。

その押し上げられた瞬間に強風に乗って雨水も一緒に窓枠に入り込み、結果室内に雨水が入ってくることになります。

台風の怖いところは強風と雨が一緒に来ること。

結果、台風直撃時では風が直接吹き付ける側の窓からの浸水の可能性が高くなります。

しかも台風の直撃度合いでは窓枠からまるで噴水のように雨水が吹き出すこともあります。現に過去に最大級の台風の直撃を受けた経験がありますが、その際は南側の窓枠全てから滝のように雨水が吹き出してしまいました。窓枠にタオルを敷いて対策をしていましたが、結局その暴風雨は6時間も続いたのでいくら絞っても次々と雨水が侵入する状態に。

結局対策をしても窓際の部屋の床はほぼ全面浸水。

いかに台風の威力が凄まじいか思い知らされました。

基本的に台風対策はその話のように窓枠部分にタオルなどを敷くことで対応できる場合が多いですが、非常に強い台風が直撃する場合はそれだけでは全然足りません。

結局、雨が入ってくること自体を防ぐ「目張り」というのが一番効果的でした。

もちろんこの目張りは一度してしまうと窓の開閉ができなくなりますが、特に外側を目張りすると効果てきめん。内側だとある程度の侵入は防げますが、キャパを超えると雨水によって目張りが剥がされてしまいます。そういう意味でも効果が一番あるのは外側の目張りだと思います。

ちなみに目張りは百均などで売っているビニール絶縁テープがおすすめです。通常の絶縁テープは幅が1cmしかありませんが、百均なら2cmなど巾の広いものがあると思いますのでそれを活用するといいと思います。ビニールテープなら粘着力も強いですし、雨水にも強いですし、剥がすときも跡があまり残りません。

ただ問題はバルコニーなどがないと目張りできないことですが、この浸水が最も多いのがそのバルコニーがある場所。その床に台風時の強風が吹き付けられることによって雨水が巻きあげられるので、最も対策が必要なのはまさにそのバルコニーなどの床がある場所。窓しか無い場所は風が吹おろしになるので床がある場所ほど侵入は少なめです。

なので窓枠の目張りはバルコニーなどの床がある部分は外側から、床がない窓などでは内側から目張りをする程度でかなりの浸水はしのげると思います。そしてそのバックアップとして窓枠にタオルを敷いておくと良いと思います。

もちろん台風の勢力やコースによっては窓枠にタオルを敷いておくだけでしのげるものもありますが、台風の進路や勢力は刻々と変わりますので目張りが一番確実かと思います。

我が家は開ける窓と開けない窓を明確に区分して、開けない窓には台風シーズン中は常時目張りをするようにしています。沖縄の場合、台風が何度来るかわかりませんので、その都度するよりも10月中旬ぐらいまで続く台風シーズンの間は常にするようにしています。

2011年5月末の台風2号の際はまだ台風シーズン前ということあり、また沖縄本島は強風域がかするだけだったので油断していましたが、その時も窓から浸水が起きていて床がびしょ濡れでした。

特に南側と東側と西側の窓は暴風雨が吹きつけることが多いので対策は十二分にした方がいいと思います。

台風の影響は一度経験しないとわかりませんが、まずは対策し過ぎ?と思うほどするのが一番です。何かあってからでは遅いですからね。台風到来時は妥協せずに徹底的に対策を行いましょう!
posted by 離島ドットコム管理人 at 09:21 | 不動産:住まい・家・建物

2011年03月28日

電気は貯められる?

昨今の計画停電でいろいろ生活に支障が出ていると思いますが、そもそも電気を貯めておけないのか?と思う方もいらっしゃると思います。

基本的に電気は貯めることが出来ませんが、もちろん最近徐々に発展してきた「リチウムイオン」などに代表される充電技術はありますが貯めることが電気の容量は大したレベルではありません。しかも容量を増やせば増やすほどその電池本体の大きさが大きくなるので、生活に使う電気としてはあまり効率的ではありません。

そもそも生活で使う電気は継続的なものが多いので、電気自動車のように一時だけ使うものとは訳が違います。

特にエアコンの電力消費はとても大きく、建築の世界でもその空調(エアコンなど)の電力消費をいかに軽減するかを昔から様々な方法が検討されてきました。


「熱」による蓄熱。


さすがに「電気」として貯めることが出来ませんが、それを「熱」に変化すればある程度貯めることは可能です。

最近の一般家庭でもオール電化住宅がまさにそれを活用しており、最も電力消費が少ない深夜に「温水」として貯めておき、給湯が必要な際にその貯めていたものを利用するという方法があります。つまり電化住宅で実際にシャワーを浴びる場合は、深夜に作っておいた温水を利用し、電力消費が激しい時間帯に電気をあまり使わないと言うこと。

これが最も広く利用されているシステムではないでしょうか?

あと一般家庭ではなかなか難しいですが、公共施設や特定のエリアで行っているのがその夜間電力などを利用した地域冷暖房システム。こちらに関しては冬場は一般家庭同様に「温水」として貯めておき、それを温水として利用するのですが、それ以外にその温水を利用して空気や冷媒を温めて「暖房」として利用したりします。しかもこのシステムの場合、夏場は「氷」として貯めておき、先の暖房同様に空気や冷媒を冷やして「冷房」として利用します。

しかしこのシステムは通常の「エアコン」が一切使えず、専用の機器および配管が必要となりますので、なかなか一般家庭で利用するのは難しいです。

確かに実験的な家庭用氷蓄熱式の空調システムもありますが、先の話のように一般的なエアコンを使えませんし、蓄熱機器を置く場所も必要ですし、何よりコストが一般的なエアコンより莫大にかかります。

そういう意味で建築の世界では「地域冷暖房システム」として広域に展開することによりコスト負担を軽くするようにしています。

建築家を辞めてかなり経つので現在の開発状況はわかりませんが、未だに画期的なものは無さそうです。むしろ今は電気を使いつついかに省電力化するかの方にシフトしており、根本的な電気の代替になるものはあまり積極的に開発されていないようです。


「電気を貯める。」


これができれば今回の停電のみならず1年を通して電力事情も楽になるんですけどね。

ちなみに太陽光発電や風力発電といったものもありますが、これらの自然エネルギーを活用したものはどうしても「天気」などによるリスクがあるので「安定供給」にはなかなか繋がりません。強いて言えば太陽光発電を成層圏の外で行って地上に送電すればリスクも少ないのですが、まだまだ構想段階に過ぎず、実現化はまだまだ先になりそうです。でもこれができれば「電気を貯める」という必要性も少なくなるんですけどね。。。


まずは節電。それにつきるかもしれません。


でも最近はリチウムイオンなどの充電システムが急激に発展しているので、純粋に「蓄電」ということが一般家庭でもできるかもしれませんね。問題はコストと容量かと思いますが、それを含めて太陽光発電や風力発電を組み合わせると、より電力事情が楽になると思います。

とはいうものの、すぐに出来るものではありません。宇宙太陽光発電よりは近いかもしれませんが、まだ何年も先の話になるでしょう。

今の生活から電気は切っても切れないものなので、今後もこの「蓄電」技術の開発は望まれます。
posted by 離島ドットコム管理人 at 07:39 | 不動産:住まい・家・建物

2010年12月22日

お風呂は加湯がお得!追い炊きはNG!

冬場になると湯船に浸かりたくなりますよね。その際、1回ごとにお湯を全て捨ててしまうのはもったいないということで、追い炊きして再利用する方も多いと思いますが、これは逆にコストアップ。そして環境にもあまり良くありません。もちろん衛生的にも。

確かに追い炊きすれば水はそのまま使えるのでコストも安くて環境にも良いような気がしますが、この追い炊きってものすごいガス代を使うんです。通常の給湯システムのように効率よく水を温めるのではなく、あくまで後付のシステムなのでかなり効率が悪い。しかもその温める水も浴槽の水が全てが対象になるので、時間もかかるし効率も悪い。

時間がかかると言うことはより長い時間ガスを使うことになるので、給湯に関しては長い時間使えば使うほどガス代がかかります。この水道代とガス代のどちらが単価が安いかというかは一目瞭然ですよね。水が豊富な日本では水道代は比較的安いと思いますが、逆にガスは自国で調達できないので高く、結果いかにガスを長く使わないかがポイント。

そういう意味で時間がかかる追い炊きよりも全て入れ替えるか加湯の方が効率がいいことになります。結果、ガスを少なく抑えられるので環境にも良いことになりますよね。




一番効率的なのは加湯。一度冷えたお風呂の水を半分ぐらい抜くもしくは洗濯などに使い、そこに給湯から熱湯を注ぐことで湯船のお湯を作ること。これなら水道代も入れ直しの半分で済みますし、ガス代も全て入れ直すときとほぼ同じぐらいしかかかりません。むしろ熱湯だけを入れるので入れ直しよりもガスを使う時間が短く済み、安く上がるかもしれません。

ただしこの方法は自動的に湯船にお湯を張るシステムが使えないのであくまで人力で行うことになります。といっても熱湯だけを注ぐので実際にかかる時間はとても短い。早い話、お風呂で体や頭を洗っている間に熱湯を注げば十分間に合うと思います。

加湯は時間的にもコスト的にも効率的なんですが、どうしても日本の場合は「追い炊き」にこだわる人が多いですよね。追い炊きは先の話のように時間もかかるしコストも高くなる傾向なので、あまり望ましい方法ではないと思います。なによりお湯を全てそのまま使うので衛生的にちょっとね。

ちなみにオール電化の場合は深夜電力で熱湯を「貯湯」しておきますので、基本的に加湯の考えです。中にはオール電化でも追い炊きできるものもありますが、あれは最悪。まず先の話のように追い炊きそのものの効率が悪いだけじゃなく、単価の安い深夜電力を使えませんので電気代がものすごいかかります。なのでオール電化に住まわれる場合は、追い炊き機能にはこだわらないで、むしろ貯湯タンクの容量にこだわった方がいいと思います。あくまで追い炊き機能はお湯切れの際の緊急対策用として考え、普段は使わないことをおすすめします。




とにかくコスト的、環境的、そして時間的にも「追い炊き」はあまりお勧めできません。とりあえず半分抜いてもう半分を温度設定が高いお湯を加える方法が最も効率的だと思います。あとはその抜く半分を洗濯などに使えればさらにエコだと思います。

そもそも水が汚れていれば追い炊きする以前に全て入れ替えることになるので、結果的に追い炊きは必要ないと思いますよ。
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:44 | 不動産:住まい・家・建物

2010年05月28日

地震に強い住まいを探す/造るコツ

2010年は今まで大地震が少ないと言われていた沖縄に大きな地震が頻発。加えて宮古島周辺にはM7.2以上(震度6強)の地震が起こりうる断層が見つかったなどと言われています。

なので沖縄の建物はもともとそんな地震が少ないという過去の過信のまま作られたものが多く、今後の大きな地震に対する心配もつきません。現に、同じ震度4でも本土に居たときと沖縄時では揺れ方が明らかに沖縄の方が大きく感じます。強度の問題なのか、はたまた設計者の問題なのかはわかりませんが、明らかにそのような感じがしています。

個人的には沖縄であっても住まい探しの際はこの「地震」のことは常に考えてしまっていますが、それは間違いではなかったのかもしれません。


そんな地震に対して強い建物を見つける指標。まずは「築年数・築年月」です。


確かに新しければ新しいほど良いようなイメージがありますが、実際のところ建築基準法はそんなに大きく変化していないので、築10年でも20年でもさほど変わりません。しかしとある年の前か後とでは根本的に構造強度が違う時期が存在します。建築界ではメジャーですが、一般にはあまり知られていないかもしれません。


1981年(昭和53年)。築年数で言うと築30年以上。


この年を境に建築基準法の耐震基準が大きく変わっているのです。はっきり言えば、この1981年以前の建物は「旧耐震」と言われ大地震で崩壊する可能性があるもの。1981年以降の建物は「新耐震」と言われ、現在と同等レベルの強度を持った比較的強固な建物。

結果、私は賃貸でも中古でも住まいを探す際は、この築年月を最も重視します。というより1981年以前に建てられた建築物に関しては申し訳ないですがどんなに安くて魅力的なものでも住もうとは思いません。

確かに1981年以前の建築物でも新耐震以上の強度はあるものも存在すると思いますが、住まい探しの際にはそれを計ることができません。むしろ旧耐震であることは確実なので、リスクを考えるとその年以前のものは除外せざるを得ません。木造ならそれなりの強度と柔軟性を持っているのでそんなに心配は必要ないですが、コンクリート造は特に注意が必要。特に高層マンションなどは。

なので今後賃貸でも中古でも住まいを探す際は、この1981年という年を覚えておくと良いでしょう。


あとは数値ではなく外観でわかるところで1階の造り。


これは阪神淡路大震災でも言われていたのでご存じの方も多いと思いますが、1階部分が駐車場で柱のみの建築物は危険です。1階部分は地震の力がそのまま伝わる部分でもあるにもかかわらず、柱のみだと建物全体に力を分散させることができなくなってしまい、結果阪神淡路大震災の時のように1階だけがつぶれることになってしまいます。

基本、構造的には壁が必要。

1階が駐車場であっても適度に壁があれば十分地震に対する耐久力はあると思いますが、エレベーターや階段近く以外に壁が無い建物はとても危険。特に長方形の平面で短辺方向に壁がないもは。

とかく沖縄ではまさにこの「1階が柱のみ」という建築物がとても多い。しかも築年数も明らかに経過しているものも多く、住まい探しにはこの点を十二分に注意すると良いでしょう。確かに柱のみでも十二分に強度を保つこともできますが、その場合はものすごい太い柱が必要になってしまいますので、そんなことをするなら壁を建てた方が安上がり。

そこまでして柱のみにするのはデザイン性を重要視する場合ぐらいで、他はコスト削減のため柱が細いままになってしまうでしょう。建築基準法上の数値的な規定は細くてもクリアできますので。


建築基準法はあくまで最低限の基準で形態的な規定はありません。


つまり建築基準法をクリアしていてもあくまで「最低限」のものなので安心はできないんです。しかも先の1階が柱のみという見た目の規定はありません。1階が柱だけでも数値的にはクリアしてしまいますので。しかし実際の地震は机上の揺れでは想定できないものになるので、その最低限の基準だけだと耐えられないものが多いのです。

実際に、私が建築家時代に設計する際には必ず基準法上の何倍とか加算した数値を自主規定して構造設計に入ります。特に阪神淡路大震災のあとはその時の地震パワーの「何倍まで耐えられる」という基準で構造設計していました。建築基準法での規定があまりに弱い構造なので実際はこうしています。

なので今後、賃貸や中古物件を探すだけでなく、自分の住まいを建てられる方はこの建築基準法のことをきちんと頭に入れておいて、構造の話の際は基準法ではなく阪神淡路大震災の何倍まで耐えられる設計かと聞くと良いでしょう。


日本では沖縄も含めて常に地震が起こるので、この地震への対策はどのエリアで住まい探しをするのにも重要かと思います。
posted by 離島ドットコム管理人 at 12:46 | 不動産:住まい・家・建物

2010年05月27日

地震時に最も揺れる場所(フロア)

2010年の沖縄は2月に100年ぶりの震度5弱を記録する大地震があったと思えば、昨日の夕方も大東島で震度4、座間味島で震度3を記録する比較的大きな地震があって、もはや「大きな地震が少ない沖縄」というセオリーは崩れつつあります。加えて先日のニュースでは宮古島周辺で大地震が起こる可能性があると発表されましたし、沖縄生活でも地震は頭に入れておかないといけませんね。海に囲まれているので地震時の津波も考慮しないとなりませんし。


それはさておき、そんな地震時で最も揺れる場所。今回はそれを綴っていきたいと思います。建物の種類や構造によっても変わりますが、基本的にはその高さで決まるところが多いです。

最も低い一戸建てなどの建物は地震時には地盤の揺れがそのまま建物に伝わるので、免震(地震の揺れを建物に伝えない工法)や制震(地震の揺れを1ヶ所に集中させたりして揺れを制御する工法)を施していない限り、木造でもコンクリート造でも揺れはそんなに変わらないと思います。

10階建て前後のマンションになると基本的に剛構造(コンクリート造など)なので、その揺れは地面から遠ければ遠いほど強くなる傾向があります。いわゆる振り子的な揺れ。つまり最上階が最も揺れ幅が大きく、実際の地上面での震度以上の揺れを感じてしまうかもしれません。といっても基本的に「剛」なので、その震幅もそれほど大きくはないかもしれませんが、あとはその揺れを制御する構造を組み込んでいるか否かで大きく揺れも変わります。地震が怖い方はできるだけ下のフロアに住まれた方がいいかもしれませんね。

そしていわゆる超高層。一般的に超高層とは20階建て以上のものを差しますが、このレベルになると剛構造だと柱や梁があまりに大きくなるので、基本的に室空間を確保するために柔構造にすることが多いです。つまり地震などの揺れを剛構造のように「耐える」のではなく、柔構造にすることにより「吸収する」工法ということになると思います。そのため、剛構造とは揺れ方が根本的に変わってきて、剛構造が最上階が最も揺れが大きくなるのに対して、柔構造だとその中間階が最も揺れが大きくなる傾向があります。つまり振り子のような揺れ方ではなく、地上部と最上部を固定して中間部分だけ激しく揺れているような感じ。なので超高層の場合は最上階に近いと逆に揺れは軽減され、中間階が最も激しく揺れることが多くなります。といってもやっぱり地上に近い階に比べると最上階はかなり揺れますが、中間階に比べればまだ軽減されていると思います。


実際のところ、建物の高さとその構造によってこの揺れ方はかなり違いがありますが、マンションで地震が心配な方は基本的に地上が近いフロアがベストですが、超高層の場合は中間階は避けた方がいいかもしれません。

ちなみに超高層の場合は地震時の揺れはそのように最上階付近だと中間階よりも揺れは少なく感じるかもしれませんが、逆に通常の風などによる揺れ(結構あります)は最上階の方が大きくなる傾向があるので、その点も考慮が必要かと思います。加えて最近は免震構造を導入するマンションも多いのですが、基本的に地上に完全に固定していない工法なので、地震時は揺れを伝えないので快適ですし安心ですが、逆に通常の風でも建物が揺れて(動いて)しまいますので、免震構造といっても何でも「いいもの」とは言えません。とかく強風吹き荒れる台風が多い沖縄ではこの免震工法はちょっと考えものかも?

建築家として個人的には免震構造よりも揺れを制御する制震構造の方が良いと思うんですけどね。制震構造は基本的に構造は一般的な建物と変わらないので、その風揺れも少ないですし、地震時はその揺れを感知して揺れさせないようにコントロールするので、様々な揺れに対応できると思います。

といっても最近の超高層は何も言わなくても制震構造が導入されているものが多いですけどね。免震構造は根本的に工法が変わるのでかなりのコストアップになりますが、制震構造は既存構造に付加するだけのものもあるので、コストはそれほどアップになりません。効率的にも設計の自由度としても制震構造はいいと思います。

その分、いろいと構造的に難しくなりますからね。構造を熟知していないと導入できませんので。


まぁ制震構造か否かはなかなか分かりにくいですが、超高層の場合免震構造にこだわる必要は無いと思います。先の10階程度の一般的なマンションや一戸建てなどの低層建物については免震のメリットはあると思いますが、超高層になると先の話のように風揺れの可能性もありますので、一長一短だと思います。中には免震に風揺れを制御する制震も行うものもありますが、そこまでしなくてもいいような気も・・・

地震大国日本なので、地震に対する備えはあった方がいいとは思いますが、その建物の特性によるところが多いので、あとはその設計者次第かもしれません。

とりあえず、もし超高層にお住まいになって地震の揺れを気にされる方は中間階は避けた方がいいかも?風揺れを気にされる方は超高層はおすすめできないかもしれません。

そういう意味でも一戸建てが一番なのかな(笑)。免震があればない良し!ちなみに最近は一戸建てならあとから免震化することも可能ですからね。
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:39 | 不動産:住まい・家・建物

2010年05月16日

梅雨時期。洗濯物の室内干しのベストな場所。

梅雨に入った沖縄。この時期、最も苦労するのが洗濯物ですよね。洗濯しても雨続きもしくは降っていなくても湿気でなかなか乾かない洗濯物。多くの方は室内干しで対応していると思いますが、通常の室内干しだとなかなか乾かないし、しかも室内はさらに湿度が上がるし、加えて臭いもあまりよろしいものじゃないですよね。

乾燥機があれば事足りるのかもしれませんが、私もそうですが乾燥機による乾燥って縮みや型くずれなどがあり得るのであまり好きじゃない人も多いと思います。もちろん光熱費もかなりかかりますしね。おかげでせっかく導入したドラム型洗濯乾燥機の乾燥機能はまっっっっったく使っていません。

というのも今回記事にした「ベストな洗濯物を干す場所」があるからです。

それは浴室。

というのも浴室にはもともと換気扇があるので空気を常に流すことができ、しかも浴室の造り自体が防湿対策されているので、湿気がこもることもほとんど無いのです。この湿気がこもらない&換気扇があるというのが最大の武器。というのも洗濯物は太陽が当たって乾くよりも、風によって空気が流れることにより乾く方が大きいのです。太陽はその当たっている部分しか乾かしませんが、風があるとまんべんなく乾かしてくれますからね。

その風を人工的にかつ生活に影響なく起こすことができるのがまさに浴室なんです。

ちなみに同じく換気扇がある脱衣室やトイレでは壁がクロスなど湿気を含む構造なので洗濯物の乾燥には適していません。先の話のように逆に湿気がこもったりしますからね。反面、浴室では元々水がかかる構造になっているので、湿気はこもらないのです。換気扇を回していなくてももともと湿気が壁や天井にこもらないような素材になっているので、室内干しよりも乾きが良いと思います。加えて換気扇によって空気を流せば、下手すると湿度の高い屋外よりも早く乾くこともあるかも?

確かに浴室に洗濯物を干すとその間の入浴はできませんが、でもそれを考慮した時間に干しておけば十分乾きます。例えば寝ている間や日中など、浴室を使わない時間だけ換気扇を回して干しておけば十分乾くと思います。

あとは洗濯物を干す仕組みが浴室内にあるか否かですけどね。カーテンレールに掛けることができれば最善ですが、百均などで売っている突っ張り棒でも対処可能だと思います。でもその際は洗濯物って湿気を含むとかなりの重さなので、取り付けにはかなり注意が必要です。弱いものあるいは取り付けが甘いと重さで落ちてしまいますからね。

でも乾きは確実に浴室の方が室内干しより良いと思いますので、これからの梅雨時期の洗濯物は是非もと室内干しの際は浴室へ!

ちなみに我が家にはその浴室に乾燥機能がついていますが、実際のところ換気扇を回すだけで十分乾くので一度も使ったことがありません。私の場合は朝洗濯して夕方まで干すか、夜洗濯して朝まで干すかですが、どっちにしても洗濯物はきちんと乾いていますよ。

あとは量と干し方次第かもしれませんが^^ゞ

しかし浴室がない家、浴室に換気扇が無い家は希だと思いますので、この浴室に洗濯物を干すということはほとんどの家でできると思います。今までやったことがない方は是非とも今シーズンお試しください。
posted by 離島ドットコム管理人 at 07:50 | 不動産:住まい・家・建物

2010年01月17日

建築家としての人生を変えた大地震

1月17日といえば関西ご出身の方には忘れることができない日かと思います。しかしそのとき関東にいた私自身もこの日は一生忘れることができません。あの光景を目の当たりにし、私の人生が変わったといっても過言じゃありません。

高速道路の倒壊、市庁舎の圧壊、家屋の崩壊など。

建築家を目指していた私としてはこの光景はあまりにショッキングでした。そしてあまりの建築の弱さに何故こんな事態になったのか自問自答してしまった次第です。

正直、建築家がもう少し地震のことを考えていれば避けることができた被害も多く、デザイン優先で建築を設計するこれまでの輩に疑問を抱かざるを得ませんでした。

何故構造や機能性を後回しにしてデザイン優先にする輩が多いのか?

この後、私は度々デザイン優先の輩とぶつかることが多くなったのも事実。しかもそのデザインには建築家のエゴばかりで機能性を無視したものがあまりに多く、根拠の無い形状があまりに多かった。

しかし設計段階では見た目はものを言うことが多く、結局その自己満足なデザインが通ってしまうことが多かったの事実。しかしそういう物件は完成後に使いにくかったりして不便きわまりない結果になったのも事実。

それなのに何故に建築家はデザインばかりを優先するのか?

結局、この地震のあとも同じようにデザインばかりで構造や機能性を後回しにしたものがあまりに多く、結局建築家を辞めた原因の一つになったのかもしれません。

しかし悔いはありません。

最後に設計した建物は自分がほぼ全てプロデュースしたのですが、その物件は徹底的に形ばかりのデザインを排除して、そのデザインを優先させようとする輩の案を採用しませんでした。まぁ完成まで携わることはできず、工事中に変なデザインを組み込まれてしまっていましたが、それでも全体像としては機能優先のものができたと思っています。

そういう意味でも建築家を辞めた悔いはありません。

この地震のあの光景を目にしていなければ、またこの地震で倒壊した建物のようなものを自分も作っていたかもしれません。また今なおそのようなスタンスで建築家を続けていたかもしれません。

ただ、実際に被災された方はこれとは比べものにならないほどの影響があったと思います。

なのでこのような内容は安易に綴りたくはありませんでしたが、15年という節目になった今日。この思いがあまりに強く蘇ってしまいましたのでコラムとして綴った次第です。

最後に現在の建築家および建築家を志す人たちへ。

建築は使う人あってのものであることを忘れないでほしい。決して建築家のエゴで作るべきものではないということを。この地震で建築群がどうなったかを忘れないでほしい。そして被災された人たちのことを。

建築は人の命を守るべきものであることを。
posted by 離島ドットコム管理人 at 18:05 | 不動産:住まい・家・建物

2009年11月18日

沖縄の住宅にはオール電化が向いている

沖縄には都市ガスがあまり発達していません。那覇市街でも未だにプロパンガスしか供給されないところも多い現状。しかもプロパンガスは全国トップクラスの値段の高さの沖縄。逆に都市ガスは全国でも低い価格の沖縄。

なので那覇市街の都市部で都市ガスが通っているエリアなら普通のガス設備がある住まいがオススメですが、それ以外のエリアでは割高なプロパンガスになるので、沖縄にはオール電化住宅がおすすめかと思います。

電気なら離島でも確実に通っていますからね。

でもオール電化住宅の場合はIHコンロなどの場合、通常の100V電圧ではなく200V電圧が必要になります。最近の住宅では200V電圧は宅内(ブレーカー)まで来てはいますが、古い家庭では100Vしか来ていない場合も多いです。でも戸建てならちょっとの工事で200Vは引くことができるので、それほど障壁にはならないと思います。
ちなみに200V電圧が宅内まで来ていても、実際に住宅内に配線されていることはマレ。なので据置型のIHクッキングヒーターを後付けで設ける場合は宅内配線が必要になります。
それでもオール電化無いしIHクッキングヒーターを設けるだけでも電気料金の一部を割り引いてくれるプランもありますし、何よりプロパンよりも割安で使える場合も多いと思います。

あと給湯に関してはオール電化の場合は基本的に夜間電力を使って貯湯するシステム。なので「湯切れ」ということが懸念されますが、最近の電気給湯器は湯切れになっても追加湯沸かしができるので実際に切れることは無いです。その代わりに割安な深夜電力ではない電気を使いますので割高になっちゃいますけどね。
でも沖縄の場合は基本的に温暖ですので給湯の湯切れになることはあまり無いと思いますし、何より湯船に浸かる習慣がそんなにないので、そういう意味でも沖縄にはオール電化が向いていると思います。

まぁIHクッキングヒーターについてはガスに慣れていると使いにくいかもしれませんが、お湯一つ湧かすにもIHはとても効率的ですからね。フライパンでも温まるまでのスピードはとても早いので、キッチンでの待ち時間は減りますし、何より調理後のコンロの掃除が楽です。突起が全くないのでさっと拭くだけで掃除が可能ですからね。

しかしオール電化には一つ大きなネックがあって、その機器の割高さ。なのでイニシャルコストがガスに比べてかかることですね。その代わりに日々の光熱費でもあるランニングコストが軽減されるので、長い目で見ればオール電化の方が割安にはなると思います。あとは減価償却がどの程度で行えるか次第ですが・・・(年数)。

どっちにしても沖縄の場合は本土に比べてプロパンの場合が多く、プロパンになると言い値になる場合が多いのでランニングコストはどうしても高くなる傾向になります。加えて沖縄のプロパンガスは全国的に高い現状からすると、沖縄で住まいを計画ないしリフォームをお考えの方は、オール電化の導入も検討してみると良いかと思います。

何より電気はガスより安全でクリーンですからね。そういう意味でもメリットは多いと思います。

ちなみに私自身はガス派でしたが、沖縄に住んでみてガス代があまりに高いことを実感して、オール電化を見直すようになりました。まさに沖縄ならオール電化は有りだなと実感した次第です。
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:20 | 不動産:住まい・家・建物

2009年06月16日

今どき礼金をとる沖縄の不動産会社

沖縄での家探しで驚いたのは、今のご時世にもなって礼金を取る賃貸物件が多かったこと。最近は礼金どころか仲介手数料も取らないところも多くなってきていますし、また敷金も1ヶ月ぐらいしか取らないところも多いですからね。

なのに沖縄の賃貸物件は未だに礼金有るところが多く感じます。下手すると礼金2ヶ月敷金2ヶ月というかなり昔の状態なところもまだまだいっぱい残っていると思います。

でも本土系のFCなど大手の場合はさすがに最近は礼金こそ無くなってきているものの、沖縄の小さな不動産会社では未だに礼金をとっているところも多いです。

礼金は敷金と違って戻ってくることはありませんので、無いに越したことはないかと思いますので。正直、住み替えの際の最も無駄な出費かと思います。

敷金は退去時のリフォーム代とか2ヶ月以上とるところは滞納家賃分などにあえられて退去時にはその差額を返してくれますが、礼金に関しては戻ってきませんからね。仲介手数料に関しては不動産仲介をしている会社の収入になってそれは物件紹介などをしている分として払っても仕方ないのですが、礼金に関しては不動産オーナーにただお金が落ちるだけですからね。毎月の家賃を払うにもかかわらず。

なので沖縄の住まい探しをする際は礼金無しのものを探して、できるだけ初期費用を安くあげましょう。

あと賃貸物件は基本的に2年更新ですが、この更新手数料の有無も不動産会社によってかなり変わります。先の礼金同様、本土系の大手不動産会社の場合は更新手数料もゼロになるところもありますが、礼金を取るような不動産会社は1ヶ月もしくは1.5ヶ月分の家賃をとるところも多いですので、住まい探しの際はこの「更新手数料」についてもチェックしましょう。
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:49 | 不動産:住まい・家・建物

2009年06月10日

沖縄は屋外に洗濯機置き場がある物件が多い!

沖縄に住むまでは本土での住宅は賃貸でも実家でも洗濯機は屋内に置くのが当たり前だと思っていました。しかし沖縄では比較的新しい物件でも屋外に洗濯機を置く住宅も多いので注意しましょう。

というのも沖縄は台風もさることながら悪天候時の雨の吹きつけ、また海に囲まれているのでそんな悪天候時に塩分を含んだ空気も流れ込んでくるので、外に金属のものを置いておくとあっと言う間に腐食してしまいます(錆びます)。なので今回の洗濯機なんかは一部プラスチックやFRPの部分もあるかもしれませんが、その大半が金属で形成されていますので、洗濯機を外部に置いておくのは正直信じられませんでした。

でもそんな洗濯機のための洗濯機カバーなるものもありますが、実際にそれを使ってみたものの、台風や悪天候時の暴風雨は想像を絶するレベルに達することもおおく、そのカバーはあっと言う間に破損。すぐにカバーの意味をなさなくなってしまいました。

最近の新築物件なら屋内洗濯機を置く物件も増えていましたが、それでもまだ屋外に置くものが多いので、沖縄での家探しをする場合はこの洗濯機置き場は要チェックです。正直、屋外に洗濯機を置くタイプはおすすめできません。とかく洗濯乾燥機などの場合は屋外に置くとあっと言う間に壊れそうな気がしますので、もし屋外に置く物件の場合は壊れてもいいような安物(中古)の洗濯機を使うのがおすすめです。

ちなみにこのような物件が多い理由は、元建築家とすると安直な設計としか言えませんね。確かに洗濯機を屋外に置いた方が設計は楽ですからね。でもそんな屋外に洗濯機を置く物件に限って屋内にデッドスペースが多かったりしますからね。要は設計をきちんとしていれば屋内に洗濯機を置くこともできたはずかと思う間取りも多く感じます。

なので「屋外に洗濯機を置く」ということは、ワンルームなどの狭一物件以外は一概に「部屋が広くなる」とは言えませんのであしからず。できる限り洗濯機置き場は屋内にある物件を選びましょう。とかく台風や塩害の影響が多い沖縄では。
posted by 離島ドットコム管理人 at 17:25 | 不動産:住まい・家・建物

2009年06月04日

賃貸物件で備え付けのエアコンは注意が必要!

沖縄の賃貸物件には「エアコン付き」という表記の物件があることも多いかと思いますが、いろいろな意味でそういう物件は注意が必要です。まずこの「エアコン」という表記は間違っている場合が多く、実際は冷房・送風程度しかないいわゆる「クーラー」である場合があります。要は「暖房」が付いているか否かなんですが、1年を通して温暖と思われる沖縄でも冬場は10度ぐらいまで気温が下がることがあり、しかも沖縄の建物はすきま風が入り込みやすいものが多いので、暖房無しではかなり寒い時期もあります。

でもその暖房については使う頻度はそんなに高くないので、多少の我慢でどうにかなるとは思います。

問題はその「エアコン」の内容ではなく、そのエアコンの古さです。物件にもよりますが、少しでも古い物件に関してはこのエアコンもかなり古いものが多いです。

でもエアコンが古くてもきちんと使えるものがほとんどだと思いますが、ポイントは省エネ。古いエアコンはとにかく効率が悪くてものすごい高い電気代がかかります。また新しい物件のエアコンでも省エネをあまり考慮していない安いものを設置している物件が多いので、エアコン付きの賃貸物件を見る際はこのエアコンのメーカーや品番もメモっておくと良いでしょう。そのメーカー名と品番でネット検索すればおおよその消費電力はわかると思います。またネットで調べられないようなものは逆にそれほど古いものである証拠なので、電気代はかなりかかるものと考えた方が良いかもしれません。

沖縄の場合は冷房や除湿は1年の半分は必須なので、この電気代もばかになりませんので、エアコン付きの賃貸物件を借りる際はこの点は契約前にチェックしておいた方が良いかと思います。
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:11 | 不動産:住まい・家・建物